自分で書いた小説、エッセイ、自伝、紀行文、実用書、マンガ、写真集などオリジナル・コンテンツを電子出版してみたいとお考えの方、個人・法人を問わず、ぜひ目白書房に声を掛けてください。低料金(1万円~)で高品質の電子書籍を制作します。

電子自費出版(セルフパブリッシング)のメリット

■ 電子自費出版のメリット

  「自らが生きた証として自伝を残したい」、「自分の考えや思想を多くの人に伝えたい」、「長年に渡る自分の研究成果を世に出したい」、「趣味の成果をまとめたい」、「旅行記を書きたい」、「詩や小説などの自作の文学作品を読んでもらいたい」、「写真集やイラスト集など自分の作品をまとめたい」、「自著を起業時の宣伝に使いたい」…など、自分が書いた本を出版することの動機・意味は、人によって異なります。
 一方で、「SNSを使う」「noteなどのプラットフォームを利用する」「ブログを開設する」などの方法で、ネット上で手軽に上記の目的を達することは可能です。しかし「ネット上に公開すること」と「著書を出版する」ことには、大きな差があります。それは「他者からの評価」と「自己満足度」の2つの点です。
 まずは「他者からの評価」ですが、これは先に自費出版の目的の最後に挙げた「自著を起業時の宣伝に使いたい」というケースなどがわかりやすいと思います。世間一般の評価では、「ブログを書いている」よりは「著書がある」の方が信用度が高くなりがちです。やはり、「書籍」しかも「自著」というのは、それを書いてまとめる能力と信用に値する内容があるという評価を得やすいと思います。自著の存在は話の取っ掛かりになりますし、それなりに自分を売り込むための宣伝材料にもなります。次の「自己満足度」については言うまでもないでしょう。自分の意見や成果をブログに書いて公開することと、書籍にまとめて刊行することには、大きな満足度の差があります。

①低コストで制作・出版できる

 通常の書籍(製本・装丁された紙の本)の形で自費出版をすると、かなりの費用が掛かります。一般的には200ページ前後の書籍を500部印刷・製本すると、150~200万円程度の予算が必要になります。さらに、仮に自費出版で本を作っても、それを取次店経由で流通させ、書店で販売する手段はほとんどありません。せいぜい、作った本を自分で知人に配布・販売するぐらいです。
 一方で、電子自費出版合の費用は、紙の書籍を自費出版する費用の10分の1以下です。在庫の必要がなく、発行部数の制限もありません。費用が安いだけではありません。電子出版の最大のメリットは、誰でも簡単に「自分が書いた本をメジャーな書籍流通路に載せて販売できる」…という点なのです。


②多くの人に読んでもらえる


 国内の電子書籍市場は約6000億円(2022年)に達しています。ネット書籍通販の最大手Amazonの場合、日本国内の書籍販売に占めるシェアは10%以上になります。多くの人が、書店には行かずにAmazonのサイトで買いたい書籍を探しています。自費出版した電子書籍をAmazon Kindleストアで販売すれば、大手出版社が発刊する一般の書籍やベストセラー書などと並んでAmazonのサイト内検索の対象となり、一般読者の購入対象になるわけです。考えてみれば、これは自分の本が全国の書店の店頭で売られるのと同じことであり、非常にすごいことです。そして、個人で制作した電子書籍は、Amazon Kindleストア、楽天Koboストア、Google Play書籍ストア、iBooks store等の大手電子書籍プラットフォームの全てで販売できるのです。

③印税収入を受け取れる


 各電子書籍プラットフォームで販売すれば、売れた分については印税もきちんと入ってきます。大手電子書籍プラットフォームの場合、大体35%~70%という印税率となっているところが多く、紙の書籍を正式に出版した場合の10%程度の印税率と較べても、ずいぶん著者の取り分が多いのもうれしいところです。

 実際に、無名の作者が電子書籍の印税収入で「収益を上げる」ことは、決して不可能ではありません。実用書系、例えばダイエット本などでコンスタントに売れる本を出版している作者が存在します。amazon kindleストアの印税は販売価格の35%です。条件(販売価格を250円~1,250円に設定、KDPセレクトへの登録によるamazon独占販売)を満たせば、印税を70%にすることもできます。250円の単価で1,000部売れれば、175,000円の印税収入を売ることができます。35%の印税でもやり方によっては、継続的な副収入を得ている作者がいます。単価100円の短編ミステリー(2万字程度)をシリーズ化し、毎月新刊を書いて、ファンを増やし、年に12冊発刊し、毎号1,000部程度、年間に12,000~15,000部を販売し、年間50万円以上の収入を得ている素人ミステリー作家が実在します。意欲とちょっとした才能があれば、やり方によっては単価100円の電子書籍を継続的に販売することは可能なのです。

 
■ 制作プロセスと予算

 ※ 制作・出版プロセスの詳細については、こちらのページを参照のこと。
  

 既に校正済みの完成原稿をお持ちの場合には、電子書籍の制作は比較的短時間で完了します。テキストデータ、またはワープロデータ等で完成原稿を入稿して頂ければ、各大手電子書籍プラットフォームに対応したEPUB化作業を行います。
出版を予定している各プラットフォーム(電子書籍ストア)のリーディングシステム、専用端末での表示を細かく確認し、コードを最適化しますので、美しく読みやすい高品質の電子書籍を制作・提供できます。
よほど複雑なレイアウトでない限り、複数の電子書籍プラットフォームへの対応と調整を含めて1週間程度でEPUB化作業は完了します。電子書籍完成後は、各ストアでの出版までの作業の全てを代行、サポートします。

 EPUBによる電子書籍制作から大手電子書籍ストアでの出版・販売(主要4ストア全対応)までを含む総作業費用は、文章量、写真の有無や点数、縦書き/横書き…等によって多少異なりますが、料金の目安は、全文字数で5~10万字程度(100~200ページ)、写真・図版が10点程度の完全原稿で、5~7万円程度となります。また、ストアへの出版をご自身で行う前提で、1デバイスのみに対応したEPUB3ファイルをお渡しする場合、テキストのみの原稿がベースであれば1~3万円程度の作業費用となります。写真や図版が多い場合、ルビなどを必要とする場合など、多少費用が高くなります。予算については、ご相談ください。

 むろん、校正やレイアウトをしていないなどの不完全な原稿についても、編集作業の受託が可能です。当社には書籍編集の経験豊富なスタッフが在籍しています。編集作業、レイアウト作業はむろん、自筆原稿のチェックや内容の修正、徹底した校正、表紙画像の作成なども受託可能です。
さらに、現時点で原稿はないけれど、長年温めてきたコンテンツをこれから原稿を書いて書籍化したい…という方もご相談ください。文章の書き方、章立てや書籍の構成などについてもアドバイス、ご協力することが可能です。書籍化、出版に関するどんなことでもご相談に応じます。