電子自費出版のすすめ

自分で書いた小説、エッセイ、紀行文、実用書、運営するWebサイトやBlogなどオリジナル・コンテンツをお持ちで、それを電子書籍として出版してみたいとお考えの方、ぜひ当社に声を掛けてください。Amazon Kindleストア、楽天Koboストア、Google Play書籍ストア、iBooks store等の大手電子書籍プラットフォーム向けに、電子書籍の制作から出版までをお手伝いします。

電子自費出版(セルフパブリッシング)のメリット

通常の書籍(製本・装丁された紙の本)の形で自費出版をすると、かなりの費用が掛かります。一般的には200ページ前後の書籍を500部印刷・製本すると、200万円程度の予算が必要です(こちらのサイトを参照)。さらに、仮に自費出版で本を作っても、それを取次店に流通させ、書店で販売する手段はほとんどありません。せいぜい、作った本を自分で知人に配布・販売するぐらいです。

一方で、電子自費出版合の費用は、紙の書籍を自費出版する費用の10分の1以下です。在庫の必要がなく、発行部数の制限もありません。費用が安いだけではありません。電子出版の最大のメリットは、誰でも簡単に「自分が書いた本をメジャーな書籍流通路に載せて販売できる」…という点なのです。

例えばインターネット書籍通販の最大手Amazonの場合、日本国内の書籍販売に占めるシェアは10%以上になります。多くの人が、書店には行かずにAmazonのサイトで買いたい書籍を探しています。自費出版した電子書籍をAmazon Kindleストアで販売すれば、大手出版社が発刊する一般の書籍やベストセラー書などと並んでAmazonのサイト内検索の対象となり、一般読者の購入対象になるわけです。考えてみれば、これは自分の本が全国の書店の店頭で売られるのと同じことであり、非常にすごいことです。そして、個人で制作した電子書籍は、Amazon Kindleストア、楽天Koboストア、Google Play書籍ストア、iBooks store等の大手電子書籍プラットフォームの全てで販売できるのです。

各電子書籍プラットフォームで販売すれば、売れた分については印税もきちんと入ってきます。大手電子書籍プラットフォームの場合、大体35%~70%という印税率となっているところが多く、紙の書籍を正式に出版した場合の10%程度の印税率と較べても、ずいぶん著者の取り分が多いのもうれしいところです。

制作プロセスと予算

 ※ 制作・出版プロセスの詳細については、こちらのページを参照してください。

既に校正済みの完成原稿をお持ちの場合には、電子書籍の制作は比較的短時間で完了します。テキストデータ、またはワープロデータ等で完成原稿を入稿して頂ければ、各大手電子書籍プラットフォームに対応したEPUB化作業を行います。
出版を予定している各プラットフォーム(電子書籍ストア)のリーディングシステム、専用端末での表示を細かく確認し、コードを最適化しますので、美しく読みやすい高品質の電子書籍を制作・提供できます。
よほど複雑なレイアウトでない限り、複数の電子書籍プラットフォームへの対応と調整を含めて1週間程度でEPUB化作業は完了します。電子書籍完成後は、各ストアでの出版までの作業の全てを代行、サポートします。

EPUBによる電子書籍制作から大手電子書籍ストアでの出版・販売(主要4ストア全対応)までを含む総作業費用は、文章量、写真の有無や点数、縦書き/横書き…等によって多少異なりますが、料金の目安は、全文字数で5~10万字程度(100~200ページ)、写真・図版が10点程度の完全原稿で、15万円程度となります。また、ストアへの出版をご自身で行う前提で、1デバイスのみに対応したEPUB3ファイルをお渡しする場合、テキストのみの原稿がベースであれば3~5万円程度の作業費用となります。写真や図版が多い場合、ルビなどを必要とする場合など、多少費用が高くなります。予算については、ご相談ください。

むろん、校正やレイアウトをしていないなどの不完全な原稿についても、編集作業の受託が可能です。当社には書籍編集の経験豊富なスタッフが在籍しています。編集作業、レイアウト作業はむろん、自筆原稿のチェックや内容の修正、徹底した校正、表紙画像の作成なども受託可能です。
さらに、現時点で原稿はないけれど、長年温めてきたコンテンツをこれから原稿を書いて書籍化したい…という方もご相談ください。文章の書き方、章立てや書籍の構成などについてもアドバイス、ご協力することが可能です。書籍化、出版に関するどんなことでもご相談に応じます。